パンダアップデートとは?

Google検索は毎日お世話になっている検索エンジンですよね!

主に悪質なサイトの対象結果や順下げを行い


クオリティの高いページやサイトの検索順位変更することも目的としたアップデートになります。

大きなアップデートが行われる理由には社会的な理由などが絡んでくる事が多いですね。


このパンダアップデートを紐解くことも当時の社会背景を知るきっかけになるでしょう。



ちなみにパンダアップデート自体は完了しているわけではなく定期的に今でも行われています。
頻度は1ヶ月に1回ほどの実行です。


参考文献:What should we expect in the next few months in terms of SEO for Google?

パンダアップデートの目的

昔のサービス黎明期に比べて、悪質なコンテンツは減っており検索上位に表示されるようになっている。


今までもグーグルは様々なアップデートをしてきましたが、大幅な改善がこのパンダアップデートです。



パンダアップデートの目的としてはページやサイトのコンテンツ改善にあります。



パンダアップデートを紐解くことで、どういったコンテンツが検索上位になってくるようになっているか分かるようになります。


それに加えてGoogleがどういったコンテンツをピックアップして、良質なコンテンツとみなしているか分かるようになるでしょう。



Googleを理解することがSEO対策の近道です。


パンダアップデートはいつ実施された?

パンダアップデートは2011年2月頃、Googleから発表されました。


その後、日本では2012年7月頃のタイミングで日本にも導入されています。


基本的にアップデートは一気に導入されるのではなく、まずはアメリカや一部の地域で実施。


その後、アジアや日本で導入されることが多くなっています。


パンダアップデートの由来

パンダアップデートの由来としては下記の理由が挙げられます。

  • アップデート開発者の名前がBiswanath Panda(パンダ)
  • Webサイトに白黒と評価を付ける



星の名前に発見者の名前を付けることがありますよね。


今回はパンダさんの名前からアップデートを付けられました。


それに加えて、Webサイトの評価づけも白黒と明確にしたいというGoogleの思いも理解できますよね。*諸説あり



パンダアップデートの導入背景・理由

パンダアップデート以前には質の劣ったサイトやアフィリエイトサイトなどコピーサイトがまだ多く散見されました。


約10年前のことですが、今でも少し見かけられますよね?

逆に本来上位に表示されるべきサイトの検索順位はこうした悪質なサイトに順位が負けていました。



そこで新たなアルゴリズム要素を導入したのがこのパンダアップデートです。


10%前後の検索結果が大きく変わることになったのでWeb担当者のでも話題になりました。


業界に与えた影響は大きいです。

パンダアップデートとペンギンアップデートの違い

基本的にパンダアップデートはコンテンツ改善のためのアップデートです。


それに対して、ペンギンアップデートは不自然なリンク操作に対するアップデートです。


ペンギンアップデートは主に下記の要素を対象にしております。


  • リングプログラム
  • 不自然なリダイレクト
  • コンテンツに無関係キーワードの羅列
  • 機械的コンテンツ



パンダアップデートの主な対象コンテンツ

パンダアップアップデート下記のようなサイトを極力除外するために作成されました。


これを見るとGoogleが嫌うサイトも自ずとわかるでしょう。



コピーコンテンツ

言葉の通り複製されたページやサイトです。


コピペなどで作成されたサイトやページを指します。

アフィリエイト目的のページ

アフィリエイト自体は悪くはありませんが、誘導目的で検索ワードや文字の羅列があるページです。


商品説明なども特にせず、とりあえず検索にかかって購入させたいといったことが見え見えなためページ自体にはコンテンツがなく意味のないページです。

低品質なレビューサイト

これもコピーコンテンツの一種です。


商品購入などを目的として、ボリュームを増やすためにレビューや商品説明のページをまるっとコピーさせてページの分量を増やしているようなサイトです。

自動作成のページ

何かのAIや機械などによって生成された不自然なページやコンテンツです。


とりあえず、特定のキーワードを詰め込んでサイト全体のボリュームを大きくするために作成されているサイトが多いです。

まとめサイト

一時期、2ch系のまとめサイトが検索結果に乱立したことがありました。


キュレーションメディアとも呼ばれることもありますが、こうしたただコピーしただけの悪質的なコンテンツを提供しているサイトも当然再評価対象です。

パンダアップデートでまとめサイトの一斉排除

パンダアップデートにより多く検索に表示されていたまとめサイトは排除されました。


パンダアップデートとまとめサイトの関連性はそれだけ強いです。

パンダアップデートの大事なところは、パンダアップデートの影響がますにつれて検索ユーザーにとって有益なコンテンツがサイトに表示されやすいということです。


今でもパンダアップデートは1ヶ月に1回程度実行されているため、パンダアップデートのことを念頭にいれてコンテンツ作りしていきましょう!



パンダアップデートの歴史から見る、今後のSEO対策

パンダアップデートからSEOの歴史を少し振り返ってみました。



SEO対策で重要なことはアルゴリズムを分析して自分勝手に解釈することではなく、Googleの指針に合わせてユーザへ良いコンテンツを与えることです。



アップデートにびくびく怯えるのではなく、指針に沿って良いコンテンツを提供して入ればそこまで恐れる必要はないです。



些細なアップデートの分析をするのもいいですが、記事のリライトやコンテンツの補充をしつつ良いコンテンツを作り上げて行きましょう!